第一科 日本画

林 和緒はやし かずお

会員

茜遥か

97×146

作家のことば

 茜色の夕刻に沼が染まるとき、逞しい杉の木が目に入った。
 子供の頃、杉の植林をしたが、鉛筆ほどの小さかった杉が、いつしか成長したのを見て、時の流れを感じた。