米谷清和
会員
はなの雨・そよぐ風
220×110
作家のことば
いつのまにか桜を取材した作品が続いている。
学生の頃、春先にんらると金縛りにあうことが続き、春が大嫌いになった。三年前の春、友人と欧州旅行の計画中にコロナパンデミックが始まり取り止め、地元を散策するようになった。その後ウクライナ侵攻、自身の病気とリハビリ、先輩、友人達の訃報を受け取る事が続きなおさら引き籠もりになっている。
雨が降り桜が散る頃になると植物や昆虫等、新しい生命がいっせいに動き出す、。この春はモンシロチョウがやけに多く飛び交っている。