第一科 日本画

能島浜江のうじま はまえ

会員・審査員

こころの影を

227×162

作家のことば

 宮沢賢治「こゝろの影を恐るなと」という詩があります。大好きな詩で、私なりの想いを描いてみようと考えました。こころの影はいつの間にか心の中に拡がり、その世界に魅了されてしまいますが、いつかはとどまらずに先へ進んでいく時がやって来ます。しばし影の世界という現実に身を休めて。