第一科 日本画

佐々木淳一ささき じゅんいち

会員

178×221

作家のことば

 夜のバラ園へ散歩に行った。九時になっても観覧者でいっぱいなバラ園の中で、一輪のバラより色と形が融け合う多数のバラが不思議な魅力に感じ、作品への気持が生まれた。色と形が造形として融けたかたちに表現できればと思ったが、捉えどころのない象が今後の課題として残った。