第一科 日本画

新川美湖にいかわ みこ

会員

生々流転

175×190

作家のことば

 この6年余り、墨表現を中心とした新しい感覚の日本画表現ができないかと思い、模索し続けています。いわゆる文人画や水墨画と呼ばれる世界の作品を目指すのではなく、日本の絵画としての枠組みを再考しています。今年は家の庭に植えた朝顔が芽生え、咲き、そして枯れていく時間の流れを一枚の絵の中に描き込みました。