第一科 日本画

城野奈英子じょうの なえこ

無鑑査

刻紡ぐ

182×227

作家のことば

 時を経て益々輝きを深める古代美。中世美に心惹かれ、西洋のフレスコ画やインドや法隆寺の壁画など、時代も国も超える美に憧れ続けています。古代インドのレリーフ彫刻、ジャーカタ物語の教えを伝える素朴な表情から、刻を越えてなお変わらず紡いでいく力強さを描きたいと思いました。