第二科 洋画

菊池元男きくち もとお

会員

凪の刻

F130

作家のことば

 中世の港の片隅にある小さな漁港、この日は休漁だったのか沢山の漁船が繋留されていた。
 風もなく穏やかな港には次の漁に備え、魚網が干されている。漁網を通して見える中世の街並みは、一味違った趣のある風景であった。