第二科 洋画

松下久信まつした ひさのぶ

会員

浅春の丘

F130

作家のことば

 浅春、まだ多くの雪が残る美瑛の丘に芽吹き出した青い麦畑が美しく目に入った。
 生命の輝きと共に厳しい大地に生きる人々の営みや喜びをも見る思いである。四季の移ろい中で、この季節に私は最も深く感動する。原生林が立ち並ぶこの壮大な自然を観て下さる方に伝わる絵をと願って描いた。