第二科 洋画

飯塚康弘いいつか やすひろ

無鑑査

初夏の光

F100

作家のことば

 日本海に面した出雲の小さな漁村に取材した。崖の上に向って家が連なり建っている。そこをぬうように曲がりくねった階段の小道が続いていく。荷物をもつおばあさんに人生を、初夏の日ざしが降り注ぐ植物の輝きに生命力を、青空に未来への希望を託して描いた。