第二科 洋画

竹内 恵たけうち けい

無鑑査

シュンポシオン

F100

作家のことば

 日展では多くの静物を描いてきたのでアトリエにはさまざまな物に溢れている。長く造型の妙に心を奪われその質感の描写に力を注いできた、私の宝物である。そのモチーフたちが一堂に会して、静謐な中にもそれぞれの魅力を主張する。全体の調和と質感の描出を目指した。シュンポシオンとは「饗宴」の意味のギリシャ語である。