第三科 彫刻

能島征二のうじま せいじ

理事・審査員

雲の行方-平和への祈り- 

105×50×95

作家のことば

 夏の積雲はさまざまに姿を変え、冬の茜雲は黄金に輝いている。
 そんな雲に乗って「平和な穏やかな世界」に行けたら…。こんな想いを彫刻に表現したい。
 雲の大きな塊の中に「母と子」の空間構成を思索しながら制作した。
 いつの世も人々は「夢や希望」を願い求めている。又、大自然の「愛」に生かされている想いを表現したい…。