第三科 彫刻

上田久利うえた ひさとし

会員

風の象

194×60×50

作家のことば

 風の〝かたち〟は風を受け止めたものによって感じたり、揺らいだりする〝かたち〟が見えてくる。かたちのない物がかたちづくる。タイトルの「象」に彫刻的意味を感じ、特別な思いとなった。
 人が風を受け止め装う女性が、自然と同化していくイメージを現象化したいと思った。