第三科 彫刻

伊庭靖二いば やすじ

会員

天平の月~天部の如く~

186×70×43

作家のことば

 奈良・東大寺戒壇堂の四天王像へのオマージュが制作動機となっています。この四天王像も新薬師寺の十二神将像についても「天部」といわれる仏像であり、その比較的自由な造形が彫刻としての魅力に繋がっていると思います。
 「土」という可塑性を持った素材がそれらの造形的な魅力を下支えしていると考えています。