第三科 彫刻

秋田美鈴あきた みすず

準会員

étude

170×55×35

作家のことば

 初めて裸婦モデルを見ながらの制作に取り組んだ。最初のうちはありのままの形に忠実にと努めたが、次第に自分の感覚が先行してポーズもつくり変えてしまった。結局モデルとは別人のような像が出来上がったが、それでよいと思った。モデルの姿かたちではなく、そこにある自然律のようなものを会得できれば。