三田村有純
理事・審査員
黄金に彩られたあまつち(天地金彩)
〔漆〕
54×83×17
作家のことば
この地に生まれる命の有り様全てを太陽の光がつかさどる。
昼には強い日の光を浴びた天地は輝き、一つとなる。
夜には天に輝く月や星のわずかな光を地はそっと受け止めて輝き、一つとなる。
地に生まれ、生かされ続けてきた数多な生命は、天空の光が変わる中、永遠の時を刻む。
光り輝く世が創り出す生命の輝き、一つ一つが愛おしい。
素材 漆、木、金粉、銀粉、麻布