第四科 工芸美術

髙橋貞夫たかはし さだお

会員・審査員

心日

〔木〕 150×93

作家のことば

 物事に感じて起こる気持ちが人生を導きます。来し方を振り返ると若く活気にあふれて彫刻をした頃、「彫彩」に取り組んだ成年時代、制作意欲が衰えない今。長い月日が経ったが、時々の心を表現してきた気がします。今作品は「心」シリーズの6作目です。幽玄の美を現す嶽を仰ぐ安らぎのひととき、自然はありがたいものです。