栗本雅子
会員
渚
〔人形〕
68×35×30
作家のことば
いまだ明けやらぬ渚を素足で歩きます。冷たさが身をひきしめます。波は遠い国の物語を白砂にしみこませ、サワサワと笑います。そして又遠い海へ帰ります。
永遠にかわらぬくりかえしに人は安堵し海に心の迷いをとけこませます。渚に朝の光が射し込んできました。
木花桐塑、和紙、胡粉、白金泥等
第四科 工芸美術
いまだ明けやらぬ渚を素足で歩きます。冷たさが身をひきしめます。波は遠い国の物語を白砂にしみこませ、サワサワと笑います。そして又遠い海へ帰ります。
永遠にかわらぬくりかえしに人は安堵し海に心の迷いをとけこませます。渚に朝の光が射し込んできました。
木花桐塑、和紙、胡粉、白金泥等