第四科 工芸美術

曽根洋司そね ようじ

会員

明日へ Ⅲ  

〔陶〕 63×61×20

作家のことば

 四年前から続けている「コロナ禍」をテーマとしたシリーズの一つ。昨年同様に、閉じ込められた缶の蓋を開けたイメージで作った。
 閉じられるわけもない変形した缶と蓋だけれど、なんとか閉じてしまいたい。終わらせて明るい希望が見たい。そんな光を中央のすき間から感じられたらと思いつつ作陶した。