喜多浩介
無鑑査
砂海の風 2023
〔陶〕
43×69×49
作家のことば
渇き荒廃しはじめる砂の海、いつか吹き荒れる風までもが化石化するであろう。昨今の自然破壊による異常気象などの危惧をイメージし土と炎という自然物から「カタチ」を表現。タタラ成型。手練り成型で形を作り、人間が自然を喰い尽す樣を虫喰い穴を開け、焼成時に渇きや風化を想像させる釉上に貫入状の亀裂を表現
第四科 工芸美術
渇き荒廃しはじめる砂の海、いつか吹き荒れる風までもが化石化するであろう。昨今の自然破壊による異常気象などの危惧をイメージし土と炎という自然物から「カタチ」を表現。タタラ成型。手練り成型で形を作り、人間が自然を喰い尽す樣を虫喰い穴を開け、焼成時に渇きや風化を想像させる釉上に貫入状の亀裂を表現