第四科 工芸美術

堀  菱子ほり りょうこ

無鑑査

滄茫

〔染〕 175×122

作家のことば

 自己の内には、穏やかで流れるような日常があります。しかし、その影に潜む、混沌として不気味とも言える世の移ろいも又、存在します。この現実に光が射すのを願って、型を彫りました。