第四科 工芸美術

堀内晴美ほりうち はるみ

無鑑査

秋艶

〔染〕 165×130

作家のことば

 日本には明確な四季があり、それぞれに美しく趣きがあります。この作品は秋の紅葉をモチーフに制作。空気が日一日と冷え込む毎に華やかな装いを纏ってゆく姿には自然の大いなる恵みを感じます。それは自身の人生と重ね合わせた希望であり、70才を過ぎても艶やかな心を持つ存在でありたいとの願いを込めて制作しました。