第四科 工芸美術

上端伸也かんばた しんや

特選

silhouette

〔陶〕 70×28.5×19.5

受賞理由

 陶土の素地と絵付による立体表現である。
伝統的な絵付の手法であるが、独特の感性による空間構成と素地の面の違いにより生じる形によって、幻想的な世界を表現している

作家のことば

 直線的な素地の両サイドを濃茶色で塗りつぶし、柔らかい曲線の形を表現。
 直線的な造形の面の違いから生まれる陰影をいかし、空間(余白部分)を大きく取ることで模様を流動的に表現しました