第五科 書

石田雲鶴いしだ うんかく

会員

杜少陵詩

漢字 72×228

作家のことば

 毎回、「金紙」に書く事が創作意欲となっているが、今回は体調悪しく縦から横への展開に切り替えてみた。年令的に結果楽しんで書けたような気がする。文字の表情はその時の制作者の心情が表出されるとのこと・・・しかし思うに、苦しんで書くより楽しみながら制作出来る事を常に望みたい。

国破山河在 城春草木深
感時花濺涙 恨別鳥驚心
烽火連三月 家書抵萬金
白頭掻更短 渾欲不勝簪