第五科 書

海野濤山うみの とうざん

会員

陸夢龍詩

漢字 236×77

作家のことば

 作品を製作するにあたり、詩の内容と書体の範を示す古典の選択が上手くかみ合うよう対策に苦慮します。此度は禅房に向かう僧の座禅で精神を集中させる行法の為に向かう僧の心意気を示す詩文を見付け製作に向き合った。

禪房獨樹鳥爭棲 月色冥濛霧漸迷
曉起不知山路滑 西風吹雨過前谿