第五科 書

森田彦七もりた ひこしち

会員

書譜句

漢字 91×172

作家のことば

 今回展は孫過庭の「書譜」からこの句を選びました。意味は書の態(おもむき・様子)の変化を筆端に尽くして、心の動きや情を紙上に統合すると言う事です。書体は金文を用いて大胆に書き、迫力や力強さを求めましたが思うままに表現できませんでした。今年も課題を残して時間切れとなり完成に届かない作品となりました。

窮變態於豪端 合情□調於紙上