第五科 書

西村自耕にしむら じこう

会員

橘曙覧 「独楽吟」18番

漢字 116×90

作家のことば

 今回も調和体作品を制作しました。調和体は、漢字と仮名を調和させねばならないが、平仮名を主役にし、漢字を脇役にして、ゆったりと書いてみたが、平凡な作品になってしまった。線だけは元気に書きたいと思う。

たのしみはそぞろ讀みゆく書の中に
われとひとしき人をみしとき