加藤子華
会員
王漁洋詩二首
漢字
66×210
作家のことば
金糸を織り込んだ絹布に、王漁漢詩二首、百七十字の多字数を題材としました。
制作上の留意点は、横三段の調和を計り乍ら、気持ちをとぎすまし、一文字一文字の内面から湧き出る骨格に重きを置き、華やかさを兼ね備えた格調のある作品の完成を願い、制作しました。
風雨湖上來 蕭條灑飛閣 殷雷起眉際 極目窮寥廓
遙天壓烟水 空濛氣磅礴 大澤盤蛟龍 斜風偃鵰鶚
卻眺鴻★中 日光遠廻錨 草木暗四山 急淙鳴萬★