第五科 書

佐々木宏遠ささき こうえん

会員

手酬草

漢字 170×90

作家のことば

 今回は線、特に柔軟性の有る温雅な線にこだわり書きました。船の行路の安全を祈り松の木の枝に布・糸・紙などを結び捧げたもの『手向草』を詠んだ歌を書きました。万葉歌を原文で、山上憶良の作か・・・。

白那弥之濱松乃木能手酬草
幾世左右二箇年薄経良武