第五科 書

山本大悦やまもと だいえつ

会員

聴暁鶯

漢字 165×90

作家のことば

 日頃学んでいる古典は、主に王鐸と米芾だが、これらを基調に、自然な動きが表現できればと思い、各文字を締めたり緩めたりしながら、大小を組み合わせて構成した。あがいてみたが、いつもの作品と代わり映えしないようだ。

黃鳥鳴何處 曉窗簾戸隔
起求夢裡聲 月落梅花白