第五科 書

吉澤石琥よしざわ せきこ

会員

塞下曲其五

漢字 227×70

作家のことば

 「想夫恋」の内容で、若い兵士が戦地に赴き、留守を守る妻は夫の一日も早い帰還を待ち望んでいる。誌の内容がロシア・ウクライナ戦争同様で、徴兵されて前戦に立つ若い兵士、妻は家族を守ることが精一杯で日々夫の無事を祈り嘆くのみである。戦後百年の日本、散って逝った若者達、戦火被災の家族達、戦争は何の利のないもの。

將軍分虎竹 戰士臥龍沙 邊月隨弓影 胡霜拂劍花