稲村龍谷
準会員・審査員
身樂逸
てん刻
7.4×7.4
作家のことば
整正な漢印でなく、変化の多い南北朝時代の鑿印(タガネでたたいて作る印)を参考に刻しました。三文字を選文した時から左右での対比、疎と密、静と動、曲と直を辺縁までを意識して奏刀しました。「身」字の縦長な造形を動きのある線質で、まわりの朱が目立つように仕上げ、印文の意味そのままに楽しい印をと思いました。
第五科 書
整正な漢印でなく、変化の多い南北朝時代の鑿印(タガネでたたいて作る印)を参考に刻しました。三文字を選文した時から左右での対比、疎と密、静と動、曲と直を辺縁までを意識して奏刀しました。「身」字の縦長な造形を動きのある線質で、まわりの朱が目立つように仕上げ、印文の意味そのままに楽しい印をと思いました。