第五科 書

西村大輔にしむら だいすけ

準会員

冀う

調和体 125×90

作家のことば

 王羲之「集字聖教序」の骨格の確かな漢字と平明な姿の仮名とが無理なく調和するとともに、白と黒とが奥行きをもって浮き立ってくるような紙面を目指しました。特に、書的で美しい白を形成させるべく、直筆で潤いある線を引くよう心掛けました。