第五科 書

赤澤寧生あかさわ やすお

無鑑査

暮の秋

調和体 100×130

作家のことば

 線質と墨色による温かさと、渇筆による明るさの表現を目標にして書きました。特に、二行目「の濃」では、大胆な渇筆を強調して作品の山場にしました。立体感や躍動感を念頭に置いて、元気よく楽しんで運筆しました。