第一科 日本画

大豊世紀おおとよ せいき

会員

175×217

作家のことば

 自宅からそう遠くないところに古刹がある。境内に池があるが観光寺院のようには手入れがされていないのが気に入っている。蓮と睡蓮が群生していて魚がいて蛙や昆虫、それを狙って鳥もやってくる。限られた空間ではあるが、何かが主役になるわけでもなく、皆が共生している、それは居心地の良い時間であった。