第一科 日本画

谷川将樹たにかわ まさき

準会員・審査員

去る時

227×181

作家のことば

 猿は、古来神の使いであるとされています。「災いが去る」、「困難が去る」などの「去る=猿(さる)」の語呂合わせから、魔除けや縁起物の象徴とされてきました。
 新型コロナウイルスが未だ猛威を奮う日本社会。災いが去り、混迷の状況から抜け出すことを願い作品を制作致しました。