第一科 日本画

田中達也たなか たつや

無鑑査

173×228

作家のことば

  本作は昨年から引き続き、地元で取材をした壁の作品である。高架下にある2枚の壁は同じ役割を果たし同じ顔をしていただろう。しかし同じ時を過ごしながらもお互いは退廃していく過程でそれぞれの姿に形を変えていった。少しでもその場で感じたものが画面からでていたらと願い作品に向かった。