第一科 日本画

谷野剛史たにの つよし

無鑑査

Parade

181×227

作家のことば

  大空の中、大海原の中、大都会の中を昨今の世情の混乱をよそに鯨が我が物顔に目の前を棚引く雲の様に悠々と通り過ぎていく光景を、今しか表現することのできない絵もあるのかもしれないという想いを重ねて描こうと思いました。鯨はあくまで象徴という意味合いなのでグロテスクにならない様に気を付けました。