第二科 洋画

湯山俊久ゆやま としひさ

理事・審査員

水辺の陽

F130

作家のことば

 樹木は、枝ぶりや四季の変化から伝わる生命力が、絵画の造形性とあいまって、私の風景画ではとても大切なモチーフのひとつです。
 この作品も、樹木の存在感が大事ではありますが、それ以上に川面を渡る風や光が大きな魅力となって、フランスの水辺が情感豊かに表現されていれば……と願っています。