第二科 洋画

長谷川 仂はせがわ つとむ

会員

要塞のある入江で

F130

作家のことば

 南イタリアの古い港町。歴史地区として残されている港の小さな一角は小型漁船の停泊地になっている。入江を見下ろすように立っている塔は要塞の残された一部で形も面白く、それを画面に大きく入れて描いてみたいと思っていた。仕掛けから捕ってきた獲物の処理をしている漁師と話に集まる人達。いつもの情景の中に。