第二科 洋画

磯崎俊光いそざき としみつ

会員

F120

作家のことば

 豊かな自然の中で、地域の人達によって守られてきた鎮守の森は、杉や檜の大樹が天を突くように立ち並び、素朴な神と人との繫がりを今に残す貴重な聖地だ。
 社殿の壁面や梁に刻まれた不思議な動植物の透かし彫りや浮き彫りは、神秘的な雰囲気を漂わせ、崇高な所であることを印象づける。私は毎年ここへ来て新年を迎える。