第二科 洋画

平野行雄ひらの ゆきお

会員・審査員

沖縄宮城島風景

F130

作家のことば

 梅雨明けの強い陽射しに海風が心地好い。沖縄の宮城島という小さな島。高台に登るとターコイズブルーの何とも言えない美しい海を背景に赤瓦とスレート瓦の古い民家の小さな集落が目の前に広がり、その魅力ある風景に目を奪われた。夏の空と珊瑚礁の海、亜熱帯の様々な植物、民家の屋根瓦、全てが絵心を搔き立てる。