片山博詞
会員
夢馳せる芙美子
98×65×54
作家のことば
『放浪記』には、林芙美子が多感な少女時代に福岡県直方市で暮らした木賃宿での、多様な生き方をしている人々との出会いが生き生きと描かれている。あんぱんを売り、親の行商を手伝いながら過ごした一年余りの経験を通して、貧しさから脱したいという気持ちと前向きに生きようとする姿が見えてくる。その姿を形象化した。
第三科 彫刻
『放浪記』には、林芙美子が多感な少女時代に福岡県直方市で暮らした木賃宿での、多様な生き方をしている人々との出会いが生き生きと描かれている。あんぱんを売り、親の行商を手伝いながら過ごした一年余りの経験を通して、貧しさから脱したいという気持ちと前向きに生きようとする姿が見えてくる。その姿を形象化した。