第三科 彫刻

髙野眞吾たかの しんご

会員

始動の瞬刻

140×60×60

作家のことば

 二〇二一年八月東京オリンピックが開催された。自分自身の低く停滞していた心がアスリートの卓越したプレーと直向きな志によって大きく揺り動かされた。
 本作品は競泳のスタートの姿勢をモチーフに、今まさに始動しようとする姿を表現している。コロナからの再スタートはこれからだという想いを込めた。