第三科 彫刻

鈴木徹男すずき てつお

準会員・審査員

夢想

180×70×45

作家のことば

 「朝靄の漂う山道を辿り、いつも通りに森に分け入る。目当ての橅の大樹に触れ、身を委ね、深く呼吸をしてみる。悠久の時の流れが背中に伝わり、その胎動と母性の心地良さに暫し浸りながら夢想する……」
 その安らかな心象を表現してみました。