三田村有純
理事・審査員
天壌無窮・あめつちきわまりなし
68×68×14
作家のことば
青と緑の色を秘めた勾玉の上に、はるか天が佇む。
天空の運行が永遠に続くように、この地に訪れる自然の営みは、変わることが無い。人はその恵みの中で生かされている。令和の年、永久に続く安寧を求めて創作する。木を彫り、漆を塗り重ね、金粉を蒔き、磨き上げた本作は、人々の手により育れて、時を超えて、完成する。