第四科 工芸美術

谷口勇三たにぐち ゆうぞう

準会員・審査員

臨界譜

72×63×17

作家のことば

 人と、それ以外との共生を意識し、その交わる間の幅が、時によりその価値観を流動させながら過ぎてゆく。決して重ねては行かない。そんな不安定さに気を引かれる。
 今回手描きのグリットによる集積と表面緑釉による焼結によって「時と物」、それとコラボする己の今の意識を美の可能性として創作提示しました。