第五科 書

黒田賢一くろだ けんいち

副理事長・審査員

白雲

72×225

作家のことば

 澄み渡った大空に白雲が棚引く光景をイメージし、きりっとした線情を表出するとともに、紙面の白が美しく映え、全体が〝スッキリ〟とした雰囲気となるように願い制作した。

〈釈文〉
あをによし奈良の都にたなびける
天の白雲見れどあかぬかと