第五科 書

宮崎葵光みやざき きこう

会員

禅語より「風と鳥」

173×89

作家のことば

 書作品には凜とした強さが必要かと思う。また紙面に対して、黒と白のせめぎ合いが極めて大切であると思っている。その上で、いかに格調の高さを保ち得ているかにも目を向けてみるのだが、なかなか思うようにはならない。誠にはずかしい限りである。

〈釈文〉
風定花猶落 鳥啼山更幽