第五科 書

中川裕晧なかがわ ゆうこう

会員

美人

147×117

作家のことば

 後漢末から三国時代に生きた魏の曹操の第三子曹植が詠んだ楽府詩「美女篇」から一句を撰びました。六朝時代が現代に通じる文字の形の基礎を成した章草の形を参考に、力強く生きぬく女性の姿を表現しました。

〈釈文〉
長嘯氣若蘭