第五科 書

八木山鈴やぎ さんれい

会員

李白詩

242×78

作家のことば

 作品仕上げ寸法の種類を選び、詩の選択から始まり自分の気に入った書きやすさ、文字の流れのよさそうなものをまず想像し、それが作品仕上げにあえばそこから始まる。
 「陳鴻寿」が私の作品の基礎となっているので、毎年それから自分らしい作品が書けているかどうかを考えて制作を続けている。

〈釈文〉
廓落靑雲心 結交黃金盡 富貴飜相忘 令人忽自哂
蹭蹬鬢毛斑 盛時難再還 巨源咄石生 何事馬蹄間
(以下略)